いびきは空気の通り道である気道が狭くなっている時に起きるといわれています。
旦那さんのいびきがうるさいと眠れなくてつらい方もいるかもしれません。
今回は、旦那さんの寝ている間のいびきを減らす方法についてまとめます。
危険な病気の可能性も!旦那がいびきをかく理由
いびきには、一時的なものと持続的なものがあります。
一時的なものの原因には、ストレスや疲労、飲酒、風邪や鼻づまりなどが挙げられ、特に心配ないことが多いです。
一方で、持続的ないびきの場合には、鼻や喉の病気や睡眠時無呼吸症候群である可能性も。
例えば、鼻の中心の仕切りが曲がってしまっている鼻中隔わん曲症や、鼻の粘膜が鼻炎などによる炎症で厚くなっている肥厚性鼻炎、扁桃腺腫大などの場合には耳鼻科で手術をして症状が改善すればいびきはなくなります。
睡眠時無呼吸症候群の場合には減量や運動などの生活習慣の改善に加えて、寝ている間の酸素を十分に保つような治療を行います。
睡眠時無呼吸症候群によるいびきが怖い理由
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まるか弱くなる病気のことで、体の中に酸素が十分に供給されないことが問題です。
症状としては、日中の強い眠気や倦怠感、記憶力の低下、熟眠感がないなどです。
寝ているつもりでも睡眠の質が下がり、肥満や糖尿病、高血圧、心疾患、脳卒中などを引き起こす可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群の方は、健常の方に比べて死亡率が高いことも分かっています。
寝ている間の旦那のいびきを減らす方法
寝ている時の旦那さんのいびきを減らす方法には、すぐにできるものと少し時間がかかるものがあります。
すぐにできるいびき改善方法
仰向けに寝ると気道がふさがりやすくなるといわれ、いびきの原因になる可能性があります。
体を横向きにするといびきが治まることがあるので、試してみると良いかもしれません。
旦那さんのいびきがあまりにうるさい場合には、横向きになるように体を少し押してみましょう。
また、部屋の湿度を保つこともいびきに良いといわれています。
のどの乾燥やホコリの侵入によってのどが炎症を起こし、気道が狭くなっていびきを引き起こすことがあるからです。
それから、寝る前のお酒は控えるようにアドバイスすると良いでしょう。
時間がかかるけれど効果のあるいびき改善方法
いびきをかく人は肥満である確率が高いといわれています。
肥満により首の周りに脂肪がつくため、いびきをかきやすくなります。
減量は本人の努力も必要なので時間がかかるかもしれませんが、睡眠時無呼吸症候群によるいびきの場合にも効果的です。
また、いびきは口呼吸をしていると起こりやすいといわれています。
アレルギー性鼻炎などで慢性的に鼻づまりなどがある場合には鼻で呼吸するのが難しいこともあるので、耳鼻科に行って診てもらうことをおすすめします。
いびきが続くようだったら本人に伝えよう
旦那さんのいびきがうるさくて眠れないのはつらいですが、「仕事で疲れているのだろう」と、我慢して本人に伝えない方もいるのではないでしょうか。
ストレスや飲酒などによる一時的ないびきの場合には問題ないこともありますが、毎日のようにいびきが続く場合は本人に伝えるようにした方が良いでしょう。
病院で検査をすると思わぬ病気が発見されて、いびきの改善につながる可能性もあります。
肥満体形の場合には睡眠時無呼吸症候群かもしれないので、検査と治療が必要です。
おわりに
旦那さんがいびきをかく原因と対策方法についてまとめました。
いびきの原因には、飲酒やストレスなどによる一時的なものから、鼻や呼吸器の病気による持続的なものがあります。
ほぼ毎日続くようないびきの場合には、本人に伝えるようにしましょう。
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